2016/04/12 (火)

bitnami Redmineをインストールする際に気をつけるただ1つのこと

こんにちは。相馬です。

みなさん、プロジェクト管理してますか?

弊社でもプロジェクト管理ツールを使ってみよう!ということでRedmineを使い始めました。
そのインストール時にひとハマりあったので、そのお話を。

弊社は複数拠点あることと、協力会社さんも使えるようにしたい。でも費用は抑えたいので、
サーバはさくらのVPSを使うことにしました。

さっそく、Redmineをインストールするわけですが、Redmineを使うためにはWebサーバ入れて、DB入れて、設定して、と結構めんどくさそう。。。
ちょっと調べてみると、bitnami Redmineというオールインワンパッケージがあり、これを使うことでインストールの手間が省けそうなので使ってみました。

基本的には、インストーラをダウンロードして起動するだけです。あとはウィザードに従うだけでインストールが完了します。
こちらの記事を参考にさせていただきました。

OSSでLinuxサーバ構築 – Bitnami Redmine 3.2.1をさくらのVPS(CentOS 6.7)にインストール

記事では、インストール後にファイアウォールにHTTPでの接続許可を追加されていますが、私の環境では最初から許可されていました。

インストール作業が終わり、Webブラウザから「http://[さくらのVPSの標準ホスト名]」にしてみると、
Bitnami_Redmine_Stack

出ました!
インストール成功!と思って、「Access Redmine」をクリックするも「Internal Error」の表示。
サービスの状態を調べたり、ポートの状態を調べたり、アクセス権を調べたりするものの問題なさそう。。。
調べていくうちにこちらの記事にあたりました。

26歳からの文系プログラマーの備忘録 – redmineインストール
小一時間悩んだ挙句、インストール時のフォルダを
デフォルトの「C:\BitNami\redmine-2.4.2-0」から「C:\BitNami\redmine」に
変更したら無事アクセスできた。

記事にならって、bitnamiインストールウィザードでインストール先のフォルダを「/opt/redmine-3.2.1-0」から「/opt/redmine」に変更したところ、アクセスできるようになりました!!
ドットかハイフンを含んでたのが良くなかったようです。

bitnami Redmineを使う際には、インストール先のフォルダ名に注意です!

※この記事は投稿日時点の情報に基づいて書かれています。

続きを読む

2016/04/04 (月)

VirtualBoxの仮想ディスク容量を圧縮する方法

こんにちは。相馬です。

突然ですが、VirtualBox便利ですね。
弊社でも開発用サーバや社内システムでVirtualBoxを利用しています。

先日、VirtualBoxの仮想マシンを別マシンにクローンしようと思い、操作したところ表示されたのは、「残り時間 4時間」。。。
そんなに容量あるかな?と思いゲストOSでdfコマンド使ってみると、113GB程度しか使っていません。
が、ホストOSで仮想ディスクファイルの容量を確認すると439GB。。。

仮想ディスクを「可変サイズのストレージ」にすると、一度使用した領域は確保されたままとなり、ゲストOSでファイルを削除しても仮想ディスクの容量は減らないようです。。。
このままだとクローンやバックアップ時に効率が悪いので、仮想ディスク容量の圧縮にチャレンジしました。

VirtualBoxで仮想ディスク容量を圧縮するためには、
1.ゲストOSで仮想ディスクの未使用領域にゼロを書き込み
2.ホストOSで仮想ディスクを圧縮
という手順が必要です。

※以下はあくまで、私の環境で行った手順です。ddコマンドは、間違うとデータが上書きされてしまう危険性がありますので、お気をつけ下さい。

環境は以下の通りです。
  • ホストOS:Windows7
  • ゲストOS:Ubuntu14.04

まず、ゲストOSで仮想ディスクの未使用領域にゼロを書き込みます。
ゲストOS(Ubuntu)で、ddコマンドを使います。

$ sudo dd if=/dev/zero of=zero bs=4k; \rm zero

コマンドの細かい解説は省きますが、これで未使用領域にゼロが書き込まれます。
ディスクの容量によって時間がかかります。。。
実行終了後、ゲストOSは一旦シャットダウンしておきます。

続いて、ホストOSで仮想ディスクを圧縮します。
まず、対象の仮想ディスクのuuidを調べます。
ホストOS(Windows7)で、VirtualBoxインストール先に移動して以下のコマンドを実行します。

VBoxManage.exe list hdds

表示される中から、対象の仮想ディスクのuuidを控えておきます。
調べたuuidでディスクを指定して、圧縮します。

VBoxManage.exe modifyhd [仮想ディスクのuuid] --compact

こちらも、ディスクの容量によって時間がかかります。。。

実行終了後、ホストOSで仮想ディスクの容量を確認すると、、、「119GB」!!
無事圧縮出来ました!

続きを読む